小型割高株に対する考え方
連休中ということもあり、ここまで投資の振り返りをしています。
振り返りにもいろいろありますが、ここでは市場の1つの分析方法として
現在どのような銘柄が盛り上がっているか?について検証していき、
今後の投資方針の確立につなげたいと考えています。
高かい離率(25日・プラス):株式ランキング - Yahoo!ファイナンス
ゆきちは、ゴリゴリではないですがファンダ派の投資家です。
とはいえ、投資は厳しい世界ですから、トレンドを踏まえて置かなければいつやられてもおかしくありません。
ここ2ヶ月わりと勝てたのは、感覚的にではありながらもトレンドを捉え損ねずに投資できていたからですが、そのトレンドもいつ反転するか分かりません。
「相場は生き物だからね。」
byゆきちの師匠(推定10億トレ)
■内容
この中で着目したいのは、
・5位のチームスピリット(PER203)
・8位のヨシムラフ-ド(PER56)
・9位のRPA(PER157)
でしょうか。共通点としては、
・直近の好決算
・明らかにオーバーバリューになっていたのに、そこから買われているということでしょう。
特に、チームスピリットに至っては、PER100倍超えてからガンガン買われていました。(そうしないとこのPERにならないんですが。)
(ちなみに、ゆきちは全て触っていまし……たw)
なぜこのようなことが起こるのか?
■考察
確かに好決算ではありますが、PER200倍越えはいくら何でも織り込み過ぎであり、少なくとも、バリュー的な観点での投資においては、全く手を出す余地がありません。
となると、テクニカル的な意図において投資がなされたということです。
また、小型株であるとはいえ、個人としては相当の資金量が投じられていますから、個人だけとは考えにくいです。(個人は、当然この銘柄だけに全てを賭けるわけにはいきませんから、運用資金全体の数~数十%に留めるものだ、というのが普通の思考でしょう。)
従って「機関投資家やファンド」が「割高であることを承知のうえで、株価を吊り上げる目的をもって」、「大量の資金を投じた」。
というシナリオだと考える方が合理的です。
各投資主体において、時間軸は不明であるものの、割高で買った投資家は、それ以上に割高で売らないことには利益を得ることはできません。(確かに業績が右肩に急上昇している銘柄ならば、水準訂正されるという期待は働きやすいですが)
後日に続きます。