株はパフォーマンスが10割

投資関係のブログをサーフィンしていると、オッと思うことがあります。

自分より年上の投資家さんだったり、投資歴が長かったりしているのに、パフォーマンスが全然良くない。しかも、熱心にやっている感じ。（パフォーマンスは全てですが、勝ち負けを競っているものではないし、逆に私より若い人に負けてるケースも全然あるんですけど。）

ただ、熱心にどんな手法で投資しているのか気になっちゃうんですよね。

日本株について

すると、完全に日本株を否定していたりする。で、他の投資商品がサイコーだ、と懸命に宣伝したりしている。あるいは海外株おススメ！とか言っている。

個人的には、え？って感じですけどね。。。そりゃ、投資は各個人の頭を通してやるので、全然違う景色が広がっていて、同じイベントでも儲かる人も損する人もいるので、それ自体は当然あることなんですが。

ただ、日本語を母語とする日本人で、日本株を否定するのはちょっとリスキーだと思います。しかもその年数かけて、その資産額かよ。。。という気持ちにもなります。そういう人が「株取引指南！」みたいなブログ書いててわりとアクセス数ありそうな雰囲気を出してたりするんですよね。凄い世界だ。

でも、よく読むとそもそも始めた時の資産がデカくて、パフォーマンス自体はそこまででもない人が多いですね。それって投資力が高いというのではなくて。。。まぁ人間、生まれた時から不平等ですからね。。

人気ブロガー≠有力投資家

もちろん、ブログの人気度合いって、パフォーマンスの多寡だけじゃないことは分かります。初心者に分かりやすかったり、見やすかったり、文章表現の巧みさだったり、ブログ記事の宣伝自体がうまかったり、多数にリーチかつ読みたくさせるものがあれば、人気ブログになるんでしょう。

ただなー、日本で働いている日本人が普通に最初に触るものとしては、日本株（の買い）が一番良いと思うんですよね。百歩譲って、日本の投資信託に手を出したくなる所までは、多少は分かりますが。

投資における最大の原則は「分からないものには手を出さない」ということです。これは破りたくなる誘惑にかられます。だけど守らなければならない原則です。

国外株は予想以上にハードルが高い

ですから、経験値が浅いうちに、国外の株を買うのは相当にハードルが高い行為だと考えます。業績以上に、為替が大きい。加えて、金利、法律、政情、競争環境等あまりにも不明なことが多すぎます。余程精通していないと難しいと思います。まあ、米国株の配当狙いでアルトリアとかＪＪ買う位なら、まだ分かりますが。でも、初心者の海外投資ってせいぜいそこまでだと思うんですよね。NVIDA買って損してる人もいるわけだし。

当ブログは、見せ方・更新頻度・文章のクセがあることを自覚しながらも、「普通の日本人がセミリタイアして生活できる様にする。」という点はブラしたくないです。投資面では、セミリタイアレベルの資産を当面のゴールとしつつ、最短距離で形成できる方法を常に模索する」という事を考えてゆきます。